学戦都市アスタリスク
『
学戦都市アスタリスク』(がくせんとしアスタリスク)は、三屋咲ゆうによる日本のライトノベル。MF文庫Jにより2012年より刊行。イラストはokiuraが担当。コミック版が月刊コミックアライブで連載中(作画:にんげん)。2014年8月には、別冊少年マガジン2014年9月号から外伝コミカライズ『学戦都市アスタリスク外伝 クインヴェールの翼』の連載が開始された(作画:茜錆)。
あらすじ:学戦都市アスタリスク
旧世紀、無数の隕石が降り注ぐ未曾有の大災害「落星雨」(インベルティア)によって世界が一変した。既存の国家は衰退し、代わりに企業が融合して形成された統合企業財体が台頭していく。またそれは生まれながらに驚異的な身体能力を持つ新人類《星脈世代(ジェネステラ)》の誕生という、新たな可能性ももたらした。優勝者は好きな望みを叶えてもらえるというバトルエンターテインメント《星武祭(フェスタ)》、そこでの優勝を目指して《星脈世代》の少年少女たちは水上学園都市「六花」(通称:アスタリスク)で切磋琢磨していた。
天霧綾斗(あまぎり あやと)はアスタリスクにある6つの学園の1つ「星導館学園」に特待生として招かれた。《星武祭》に興味があるわけではなかったが、自分の成すべきことを見つけるために転入を決める。そして祖国の友人たちを貧困や統合企業財体の圧力から救うために《星武祭》で優勝すべく一人奮闘する少女・ユリス=アレクシア・フォン・リースフェルトと出会う。彼女の眼差しから失踪した姉と同じものを感じた綾斗はユリスの力になる事を決意し、《星武祭》に挑むことになる。