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ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり - [け]

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ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり

中世欧州風の異世界で奮闘する自衛隊の姿を描いた柳内たくみによる地球なめんなファンタジー小説である。
元々は作者が「とどく=たくさん」名義で、自作SS投稿サイト「アルカディア」に『自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり』の作品名で公開された作品だったが、反響の多さからアルファポリスにて小説版が単行本化された。なお単行本化を機にアルカディア内に投稿されていた本編は公開停止されており、現在は外伝のみ閲覧する事ができる。

あらすじ:ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり

20××年8月、東京・銀座に突然開いた『門』(ゲート)からモンスターや中世ヨーロッパの騎士のような姿をした異世界の軍勢が出現し、多数の民間人を殺傷した。これがいわゆる「銀座事件」である。
事件発生から7日後に敵勢力を撃退して異世界側の『門』を占拠した日本政府は、その向こう側に存在するファンタジー世界のような「特別地域」(「特地」)の実態調査と事件の再発防止のために自衛隊を派遣し、特地側の『門』を確保する。年期の入ったオタクであり、銀座事件での活躍(その動機は「このままだと夏の同人誌即売会が中止になってしまう」というもの)により二等陸尉に昇進した伊丹耀司は偵察隊を率いて特地の奥深くへ進出し、そこで炎龍の被害を調査したことがきっかけで3人の美少女 (魔法使いのレレイ ハイエルフのテュカ 亜神ロゥリィ)と関わりを持つ。
銀座事件の当事者である「帝国」に対して日本政府は補償を求めるが、人権や国際法といった概念を持たない相手との交渉は難航し、『門』のこちら側でも自衛隊の「侵略」に対する反対運動や特地の権益を狙う他国からの干渉などが起きる。
一方、自衛隊の橋頭堡の近くにはドラゴンに襲われた村からの避難民達が住み着いたことで、自衛官達との交流を通じて日本(地球)の文明や文化が特地に広まっていく。

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