ソードアート・オンライン
『
ソードアート・オンライン』(Sword Art Online、略称:SAO)は、川原礫による日本のライトノベル、およびオンライン小説。イラストはabecが担当している。
あらすじ:ソードアート・オンライン
2022年、世界初のVRMMORPG《ソードアート・オンライン》(SAO)の正式サービスが開始され、約1万人のユーザーは完全なる仮想空間を謳歌していた。
しかし、ゲームマスターにしてSAO開発者である天才プログラマー、茅場晶彦がプレイヤー達の前に現れ、非情な宣言をする。SAOからの自発的ログアウトは不可能であること、SAOの舞台《浮遊城アインクラッド》の最上部第100層のボスを倒してゲームをクリアすることだけがこの世界から脱出する唯一の方法であること、そしてこの世界で死亡した場合は、現実世界のプレイヤー自身が本当に死亡するということを……。
第1部。収録巻:第1・2巻(黒の剣士/心の温度/朝露の少女/赤鼻のトナカイ)、第8巻(圏内事件/はじまりの日)
2022年、ユーザーによるベータテストを経て、世界初のVRMMORPG「ソードアート・オンライン」(SAO)の正式サービスが開始され、約1万人のユーザーは完全なる仮想空間を謳歌していた。
しかし、ゲームマスターにしてSAO開発者である天才プログラマー、茅場晶彦がプレイヤー達の前に現れ、非情な宣言をする。SAOからの自発的ログアウトは不可能であること、SAOの舞台「浮遊城アインクラッド」の最上部第100層のボスを倒してゲームをクリアすることだけがこの世界から脱出する唯一の方法であること、そしてこの世界で死亡した場合は、現実世界のプレイヤー自身が本当に死亡するということを……。
プレイヤーの一人である少年キリトは、絶望的なデスゲームをクリアすべく、戦う決意をして旅立つ。それから一か月が経過し、2000人のプレイヤーが死亡するも、ベータテスト経験者たちでさえ第1層を突破できずにいた。βテスト経験者たちへの非難を自分一人に向けるため、チート紛いなβテスト経験者『ビーター』の汚名を自ら名乗り、ひたすら最前線で戦うキリトは、同じく攻略組として戦い続ける少女アスナと出会い、互いに心を通わせてゆく。
キャラクター:
キリト(Kirito)/リアル:桐ヶ谷和人(きりがやかずと)
ライトノベル『ソードアート・オンライン』の登場人物であり主人公。『黒の剣士』
VRMMORPG《ソードアート・オンライン》に囚われた約1万人のプレイヤーのひとり。黒髪黒瞳の少年。線の細い顔立ちとは裏腹に態度は飄々としていて洞察力・論理的思考に長けているが、その反面人間関係などでは年相応の子供っぽい一面も見せる。
自身の生い立ち、アイデンティティの希薄から他者との直接的な関わりを避け、ネットゲームや機械工作に没頭しているが、本来は情に厚い性格。
自他共に認めるコアゲーマー。幼少期からPCやネットゲーム、最初期からフルダイブ型マシンに触れ、ゲームに関する知識やフルダイブ環境下でのアバター制御にSAO以前からかなり長けていた。
そして、それまでのフルダイブ型ゲームと違い世界初の、広大なフィールドかつ大規模オンライン型RPGとして発表された『ソードアート・オンライン』のβテストのテスター1000人のうちの一人に当選する。そして、βテスターだけの特典として与えられた、SAO製品版初期ロット優先購入権を使い、SAOにログインし、浮遊城アインクラッドでデスゲームに巻き込まれる。