落第騎士の英雄譚『落第騎士の英雄譚』(らくだいきしのキャバルリィ)は、海空りくによる日本のライトノベル。イラストはをんが担当。SBクリエイティブ(旧ソフトバンク クリエイティブ)・GA文庫刊。既刊13巻+短編1巻。2014年4月にはスクウェア・エニックス・ガンガンONLINEより漫画が連載されて、2015年3月にはアニメ化が発表された。
2015年10月時点でシリーズ累計100万部。
あらすじ:落第騎士の英雄譚(らくだいきしのキャバルリィ)
己の魂を武器に変えて戦う現代の魔法使い伐刀者(ブレイザー)が存在する世界で、その養成学校である破軍学園に通っている少年黒鉄一輝。しかし、彼は伐刀者としての能力値が低すぎて単位が取れずに留年してしまい、周囲の人間からは落第騎士(ワーストワン)と呼ばれていた。
新年度が始まる直前に学生寮の自室に戻ろうとした所、十年に一人の逸材である学生Aランク騎士で紅蓮の皇女と呼ばれる入学直前の異国の皇女ステラ・ヴァーミリオンと鉢合わせしてしまい、結果的に一輝は決闘を挑まれて勝利してしまう。一輝は能力の代わりに剣術を極めた異端の実力者だったのだ。
互いに切磋琢磨し、強さを高めあううちに惹かれてゆく一輝とステラ。そして学生騎士の頂点を争う戦いの中、落第騎士は学生の頂点の候補の一人無冠の剣王(アナザーワン)としてすべての騎士から注目されるようになってゆく。