小林さんちのメイドラゴン
『小林さんちのメイドラゴン』（こばやしさんちのメイドラゴン、Miss Kobayashi’s Dragon Maid）は、クール教信者による日本の漫画作品。『月刊アクション』（双葉社）において、2013年7月号（創刊号）から連載中。
2017年2月号からは、木村光博によるスピンオフ作品『小林さんちのメイドラゴン カンナの日常』が連載開始された。
ニュー速VIP出身の漫画家クール教信者のストーリー漫画で、自称「底辺システムエンジニア」なOLの小林さんと、小林さんに助けられた事が縁で、メイド服姿で住み着いたドラゴン娘トールの日常を描いている。
双葉社からの当初の依頼はボーイミーツガールな恋愛ものと言う事だったが、夜遅く帰ったらメイドがいる生活への憧れが爆発した結果、編集部からのリクエストとは異なる内容のネームが出来上がった。その後、無事に連載が決定し、月刊アクション創刊号から連載がスタートした。
トールの仲間達が神話や伝説に登場するドラゴン（のようなもの）を元ネタにしている事の他、卵が弱点のエレンスゲの話など世界各地のドラゴンネタが登場する。
あらすじ：『小林さんちのメイドラゴン』OLの小林さんはふとしたことから異世界のドラゴン・トールを助けた。トールは理由があって故郷に戻れないこともあり、人間のメイドに姿を変えて、小林さんのお世話を始める。そして、小林さんの許にはトールを初めとした様々なドラゴンが集まるようになっていくのだった。
キャラクター：
エルマトールを連れ戻すために人間界にやってきた。ドラゴンとしての力はカンナ曰く「トール様とケンカしたら島が三つ消えた」レベルのためトールとほぼ同格だが元の世界への穴を開く力まではない。そして人間の姿の時はおっぱいの大きさもトールと同格。
トールが混沌勢のドラゴンに対して、彼女は秩序を重んじる調和勢。ゆえに「犬猿の仲」。真面目で融通の利かない石部金吉な性格の持ち主。だが、食いしん坊であり常に空腹のため食べ物に対し目がない。トールとの関係は第三者から見ると、ケンカするほど仲が良いタイプに見えなくもない。
トールが自ら開けて通った穴から人間界にやってきたため、元の世界に戻れず失敗してしまったことから人間界に居座ることになった。その後、小林さんの会社に上井
エルマという名前でシステムエンジニアとして就職して小林さんの後輩になり、生計を立てて生活している。当初はPC操作さえわからなかったが、小林さんの丁寧なレクチャーによって短期間の内に驚くほどに仕事ができるようになった。
仕事で得た給料で人間界の食べ物をしょっちゅう食べ歩いているらしく、登場するときは何かとなにか食べている。このため、他のドラゴン達と同様それなりに人間界での暮らしを満喫している。
人間界に住んでいるドラゴン達の中では唯一人間と同居していない。住居先も不明だが家賃云々の発言があるため、おそらく一人暮らしだと思われる。
