ロクでなし魔術講師と禁忌教典『ロクでなし魔術講師と禁忌教典』(ロクでなしまじゅつこうしとアカシックレコード)は、羊太郎による日本のライトノベル。イラストは三嶋くろねが手掛けている。出版社が使用している略称は、「ロクでなし」。第26回ファンタジア大賞大賞受賞作。投稿時のタイトル名は「ニートなボクが魔術の講師になったワケ」。一般に用いられている略称は「ロクアカ」。シリーズ累計は2017年6月時点で200万部。
あらすじ:『ロクでなし魔術講師と禁忌教典』
1年間無職を続け、家主であるセリカのすねをかじり続けていた青年・グレンだったが、ついに痺れを切らされて、強制的にアルザーノ帝国魔術学院の非常勤講師として働くこととなる。
初めは仕事を早く辞めたいと願い、やる気のない授業を繰り返すが、生徒の一人であるルミアの頑張りを見たことで「ほんの少しのやる気」を出し、学生たちがそれまで学んだことのないような授業を行うようになる。それまで評判は最悪だったが、一躍して人気の講師となった。そんな中、政府と敵対する魔術結社「天の智慧研究会」が学院を襲い、グレンは戦いに巻き込まれていく。