俺が好きなのは妹だけど妹じゃない『俺が好きなのは妹だけど妹じゃない』(おれがすきなのはいもうとだけどいもうとじゃない)は、恵比須清司による日本のライトノベル。イラストはぎん太郎が担当している。富士見ファンタジア文庫 (KADOKAWA) より2016年8月から刊行。略称は『いもいも』で、キャッチコピーは「不器用な兄妹がラノベで繋がるラブコメディ」。
あらすじ:『俺が好きなのは妹だけど妹じゃない』(おれがすきなのはいもうとだけどいもうとじゃない)
主人公・永見祐はこれといって取り柄のない普通の男子高校生。ライトノベル作家を目指し新人賞に作品を送っていたが、万年一次落ちだった。しかし妹・涼花が気まぐれで送った作品(兄とのラブラブ妄想を書き綴ったもの)が大賞を受賞してしまい、作家デビューが確定。だが厳格な父親が許さないだろうと考え、涼花の代わりに祐が永遠野誓として作家になることとなった。完璧超人である妹と違って祐は凡人に過ぎない。それでも兄らしくあろうと妹を支えようとする。一方、兄が好きで好きでたまらない涼花は、冷たい振る舞いで本心を押し隠しつつもこれを機に兄との仲を深めようとする。
キャラクター:
永見涼花(ながみすずか)
年齢:14歳/身長:152センチ/B72・W54・H79
永見祐の妹の中学3年生。成績優秀で運動神経抜群、家に至っては家事までこなす完璧超人。祐いわくできないことを探すほうが難しい。プロフィールからもわかるように重度のブラコンで本気でお兄ちゃんと結婚したいとまで思っている。しかし、お兄ちゃんの前では素直になれず、祐の事を「お兄ちゃん」と呼ぶも必要最低のことしか会話せず(しかもほとんど涼花から祐に対しての説教)二人の関係は冷え切っていた。しかし、自分の書いた作品がラノベ新人賞の大賞を受賞したことで二人の関係は一変。涼花の通っている学校ではアルバイトが禁止されていることと、厳格なお父さんが涼花の作家デビューを許さないだろうと思い祐に代理人を頼む。以降は祐に協力してもらい「作品のための取材」と称してイチャイチャを頻繫にするようになった。