パリピ孔明『パリピ孔明』(パリピこうめい)は、原作:四葉夕卜、作画:小川亮による漫画作品。
『コミックDAYS』(講談社)にて、2019年12月31日から2021年11月16日まで連載。その後、同社の週刊誌『週刊ヤングマガジン』に移籍して、2021年52号より連載。
あらすじ:パリピ孔明(パリピこうめい)
時は西暦234年、中国で魏・呉・蜀の3つの国が覇を競っていた三国時代。
稀代の天才と謳われた蜀の軍師・諸葛亮孔明は、魏と蜀が争う五丈原の戦いの最中に病で倒れ、今際の際に「次の生があるならば、戦のない平和な時代に生まれたい」と願いながら病没した。
そして時は流れ、現代の日本。死んだはずの諸葛亮は若返った姿で再び生を受け、何故か生前の服装のまま中国ではなく東京・渋谷の路地で目を覚ました。
その直後、酔っ払った若者に連れられて入った一件のクラブで、諸葛亮は月見英子という駆け出しのシンガーソングライターの歌声に魅了される。
あくる朝、渋谷の道端で泥酔して眠っていた諸葛亮は英子に発見されて保護され、自分が約1800年後の日本に転生したことを知る。
諸葛亮は自分を保護し、心を満たしてくれた英子の恩義に報いるべく、軍師(ネージャー)になることを申し出て、彼女をスーパースターにするためにその知略で数々の奇跡を起こしていく。
キャラクター:
月見英子(つきみえいこ)
渋谷のCLUB「BBラウンジ」でバイトをしながらプロの歌手を目指すアマチュアのシンガーソングライター。
オーディションに落ち続けLIVEでも誰にも歌を聴いてもらえず歌手の夢を諦めかけていた時に、ひょんなことから現代に転生した孔明と出会う。
孔明を家臣(マネージャー)に得たことで、EIKOの才能が輝きはじめる。
その歌唱力は折り紙付きで、現代に転生して間もない孔明をただの一度で夢中にさせるほど。
他多くの観客や音楽関係者も、彼女の歌唱のポテンシャルの高さについては高く評価している。
ギターの弾き語りも出来、素人ながら作詞作曲にも精進し、オフには公園で走り込みとボイトレに精を出すなど、兎角歌への努力は惜しみない。
そしてここ一番での度胸もあり、勢い任せながらも肝は据わっている。