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涼月奏

まよチキ!
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まよチキ!
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近衛スバル涼月奏

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まよチキ!

まよチキ!』(Mayo chiki)は、あさのハジメによる日本のライトノベル。イラストは菊池政治が担当している。第5回MF文庫Jライトノベル新人賞〈最優秀賞〉受賞作。MF文庫J(メディアファクトリー)より、2009年11月から2012年7月にかけ全12巻が刊行された。題名の「まよチキ!」は「迷える執事とチキンな俺と」の略であり、新人賞応募時のタイトルは『まよチキ! 〜迷える執事とチキンな俺と〜』であった。

2010年7月発売の『月刊コミックアライブ』(メディアファクトリー)2010年9月号より、にぃと作画のコミカライズ連載が開始され、また、2010年11月発売の『娘TYPE』(角川書店)Vol.14から2011年12月号まで栄智ゆう作画の外伝漫画「まよマヨ!」が掲載された。2010年10月23日には公式サイトにてアニメ化が発表され、2011年7月から9月までテレビアニメが放送された。

あらすじ:『まよチキ!』(Mayo chiki)

私立浪嵐学園に通う坂町近次郎は、
女性恐怖症で女性の肌に触れると拒絶反応を引き起こしてしまう少年。
そんな彼は、ある日ふとしたアクシデントからクラスメイト・涼月奏に仕える執事・近衛スバルが女であるという秘密を知ってしまう。
近次郎はスバルに記憶消去という名目で暴行を受けそうになるが、
止めに入った奏からスバルの秘密を守る事と引き換えに、
自身の女性恐怖症を治す協力を申し出され、3人は「共犯関係」になってしまうのだった。
スバルと奏は次第に近次郎に好意を抱くようになっていくが、
一方で、学園内で孤立していたスバルと、奏以外では唯一親しくなった近次郎には、
BLなのではないかという疑惑が膨らむ。
そんなある日、近次郎は同じ学園に通う宇佐美マサムネと出会う。

キャラクター:涼月奏(すずつきかなで)

本作のヒロインの一人。浪嵐学園の高校2年生。スバルの主であり、理事長の一人娘。近次郎とスバルのクラスメイトで、クラス委員長。成績優秀、文武両道で、学園一の美少女と評される。一帯を仕切る名家・涼月家次期当主のお嬢様。既にかなりの財力と権限を持っており、実際幼い頃から政治家のパーティーに参加している。学園では優等生を演じており、淑やかで落ち着いた物腰だが、その本性は悪戯好きでドS、退屈を嫌う快楽主義者。しかし、本人曰く「唯一の弱点」があり、それはしゃっくりをすると、語尾に「にゅ」がつき、その声を聴いた男性を虜にする力がある。そのしゃっくりを止めるにはしゃっくり停止用の道具が必要。
初恋相手はスバルであると明言しており、執事のスバルを非常に大切にしていて、彼女には幸せになってほしいと思っている。同い年の親友でありながら執事の立場上、スバルは敬語で話しているが、自身は敬語を使わず「カナちゃん」と呼んでほしがっている。近次郎と協定を結んだ理由の1つに、スバルに友達を作ってあげることがあるが、実際は協定自体を楽しんでいる。
近次郎をからかうことが好きで、彼に迫ったり弄ったりして楽しんでいる為、彼には「デビル涼月」と呼ばれているが、実際は彼に恋愛感情を抱いている。しかし、スバルも彼に恋愛感情を抱いていることも把握しているため、この葛藤で悩んでいた。しかし10巻では彼に告白して、スバルにも自分の気持ちを明かす。
スバル同様学校に通い始めたのが高校からである。スバルと違って社交性が高く要領も良いので同性の友達もいるが、「その方が楽だから」という理由で優等生を演じているだけで、その実は素の自分を知られた時の恐怖から来る人間不信であった。そのため自分が吐く嘘を見破ってしまうマサムネには苦手意識を持っていた

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